『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

詩集『ムスカリ と ヒトリゴト』

. . . 一番好きな花は? と 訊かれたら わたしは 真っ先に ムスカリ と 答えます。 とても小さくて 藍色の愛らしい 可愛い花 。 その とても美しいブルーカラーは 自己主張せず 他の主張の強い花を引き立てる 寄せ植えに使われていることが多く その歩み寄る…

『素朴な土の上で風と共に』

. . . 昔から 人 と 風 と 土 は 共存して 生きてきたんだ と 思います 人は 最初は 土の上に 畑を作り 雨風をしのげる程度の 住居を構えていましたが 土の恩恵から だんだんと豊かさも 得られるようになってくると 土の上に築き上げてきた 建物は 現代では …

『素朴な土の上で』

. . . 土の上には 神が いる 人は土の上でしか生きていくことが出来ない 生き物です 土の恩恵により 食べることも 眠ることも 子孫を残すことも 全て土の上で行われている もちろん その恩恵にあやかる為に 人は 土の神に 感謝の意を 納めなくては 恩恵をい…

『 日 と 人 暮 ら し 』

. . . 雨 は 止んで 川 の 水 は 澄みきって 風 も 止んで 空 も 澄みきって 澄みきった 水 と 空気 は 土 と 一緒に 暮らしていて お日様も 地平線へ 沈み 人も 住処へ 帰っていく それぞれの 住処 に 暮らし が あるんだ 明日も 明後日も ずっとね . . .

『 言葉の綾を糧として 』

. . . 「いずれが 菖蒲(あやめ) か 杜若(かきつばた)」 という 慣用句があるように 言葉には 綾 が あり ます 。 言葉 は 自分 にも 他者 にも 影響を与える ことが 出来る ツール です たぶん 一生の中で 一番 多用 する ツール だと 思います でも とても …

『優しい待ち時間でありますように』

. . . iPhone や SNS など 現代では 伝える手段が 日々進化 している ように感じますね コンテンツ や ツールとしても 現代に 欠かせないモノとなっていると言っても 過言では ありません むしろ 待ち合わせや隙間時間に スマートフォンを 見ていない人をあ…

『フィッティング』~ 自分で歩む足だから

. . . 日々の暮らしの中で靴のフィット感を気にすることはあっても 歩き方のフィット感を気にする 機会は少ないかな 歩く姿勢 や 足取り 歩幅 は 自分では なかなか 見ることが出来ないから 自分の 歩み方 が 正しい姿勢 って 自信を持って歩んでいる人はど…

『 いのち 駆けている 』

. . . 命懸けって言葉は軽々しく扱えないけど どんな小さなことにも命は使われている。 九死に一生を得た とか 死にもの狂いで なんとか切り抜けたとか それは 確かに 命懸けなことだ と 思います 普通に息をしていることも 普通に行き来をしていることも 先…

『万緑叢中紅一点の彼岸花』

. . . 紅一点 と 聞けば 羨ましいと思ってしまう 私は 浅はか なのかもしれないですね 大勢の中で目立つ、際立つ と いうことは それだけの輝きを維持する為の努力とか それだけの期待に答えていく責任が 常に付きまとうことだから 凡人な私からは羨ましいと…

『 真夏の夕涼みに 』

. . . 夏の陽射しは とても 強くて とても眩しくて とても厳しくて 陽射しを避けるように 日陰に隠れていたことも 眩しすぎて見ないように 目を背けていたことも うだる顔 も気だるい仕草 も見ないでほしくて 顔を伏せていたことも 全部お見通しのような 燦…