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落ちた場所が素敵な場所とは限らない
でも
落ちたからこそ捨てられた重荷も
落ちたからこそ捨てられた執着も
落ちたからこそ解ることもあるでしょう。
落ちる前は若かったかもしれないが
若かったから解らないことも
若かったから別れれないことも
あるでしょう。
信じることしか知らなかった から
太陽を追わなくても太陽に背を向けても
それは間違いないばかりではないでしょう
これは、わたしの物語です。
ひとひらの葉がわたしです。
わたしの人生はたった一枚に
書き納められる
つまらないものかもしれない。
でも このひとひらがわたしのすべて。
落ちる前は寂しかったかもしれない
でも
落ちる前は愛しかったかもしれない
でも
やっぱり
落ちてしまったことにほっともしている
幸せの形は枯れてもボロボロになっても
ひとに決められることではない。
わたしが幸せを覚えたことがすべてだ。