『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

『ひ・と・ひ・ら』

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落ちた場所が素敵な場所とは限らない

でも

落ちたからこそ捨てられた重荷も

落ちたからこそ捨てられた執着も

落ちたからこそ解ることもあるでしょう。

 

落ちる前は若かったかもしれないが

若かったから解らないことも

若かったから別れれないことも

あるでしょう。

 

信じることしか知らなかった  から

 

太陽を追わなくても太陽に背を向けても

それは間違いないばかりではないでしょう

 

 

これは、わたしの物語です。

 

ひとひらの葉がわたしです。

 

わたしの人生はたった一枚に

書き納められる

つまらないものかもしれない。

 

でも このひとひらがわたしのすべて。

 

落ちる前は寂しかったかもしれない

でも

落ちる前は愛しかったかもしれない

 

でも

やっぱり

落ちてしまったことにほっともしている

 

幸せの形は枯れてもボロボロになっても

ひとに決められることではない。

 

わたしが幸せを覚えたことがすべてだ。