『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

二十四節気 小雪 より 『小雪の報せ』

. . . f:id:mylittlesadalusuudo:20211122211325j:plain 11/22 二十四節気小雪」は 私にとって 思い入れの深い日でもあります。 ちょうど、太陽が射手座に入る時期で、 この日は別名で「いい夫婦の日」とも 呼びますね。 ちょうど10年前にTwitterのアカウントを 作成した日もこの日です。 . まあ、 どうでもいい余談から入りましたが (笑) . . 「小雪」は 巷にだんだんと初雪が降り始める冬の季節の はじまりをさしています。 今 歩いている道、 今 歩いて来た道、 今から歩いていこうとする道 、 今 歩みを止めた道、 その道々に雪が降り始めて その道々はだんだんと白景色に変わっていく。 白紙に包まれていくようにも見えますね。 詩人にとって白紙は怖いです。 先行きが見えず、描く言葉が思いつかない、 それなら、 尚のこと 白紙の世界は怖く感じます。 今までの全部が遠退いていくような そんな叙情を感じさせるようにも思えます。 いえいえ、 そうでは無いんですよ。 確かに雪は先も後も覆い被せていくように 見えますが 春が来ると自然と溶けて行きます。 冬は一年で一番長い季節です。 半年位ありますね。 これから進む道を掻き進める為に 。 これから描く文字を書き綴る為に 。 これから自分という小説を進める為に 。 ゆっくり考えて 。 ゆっくり休んで 。 ゆっくり決めて 。 ゆっくり選んで 。 そんな眠りのような時間を 小雪は伝えてくれているのかもしれません。 「小雪」は 自分という「小説」に 「一小節」の 区切りを与えてくれている。 寒さはだんだんと厳しくなって来るけど 、 小雪の報せは、 小雪からの 優しく労りのこもった贈り物。 お歳暮みたいですね(笑) また あたたかい春を 歓ぶために。 . f:id:mylittlesadalusuudo:20211122214644j:plain