『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

『万緑叢中紅一点の彼岸花』

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紅一点 と 聞けば 羨ましいと思ってしまう

私は 浅はか なのかもしれないですね




大勢の中で目立つ、際立つ と いうことは

それだけの輝きを維持する為の努力とか

それだけの期待に答えていく責任が

常に付きまとうことだから



凡人な私からは羨ましいと見えても

光りある人にとっては 目立たない私なんか が

羨ましいと思うのかもしれませんね




この世の中で

ただ 純粋 に 美しさを纏うことは

なんと 難しいことなのか

それを 教えてくれているように感じました




あなた の 輝きは 美しく

あなた の 輝きは あなたの為の もので


回りに 担がれる 為のものでは なく

回りに 利用される為のものでは なく


あなたが あなたらしく 美しさを

誇れること だから


あなた の 想いに 呼応するように

あなた の 悲願が 叶いますように



ただ

ただ 、祈願 の 念を 込めさせていただきます 。






※万緑叢中紅一点 とは

(ばんりょく そうちゅう こういってん)


王安石「詠柘榴詩」から。


《あたり一面の新緑の中に赤い花が一輪だけ咲いている意》

・ 多くの男性の中に、一人だけ女性がいることのたとえ。紅一点。

・ 多くのものの中に、ただ一つだけ目立つものがまじっていることのたとえ。




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