『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

『 真夏の夕涼みに 』


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夏の陽射しは とても 強くて

とても眩しくて とても厳しくて


陽射しを避けるように

日陰に隠れていたことも


眩しすぎて見ないように

目を背けていたことも



うだる顔 も

気だるい仕草 も

見ないでほしくて

顔を伏せていたことも


全部お見通しのような

燦々とした 光り を

浴びながら

なんとか 帰り着いた 夕日暮れ




ほんとうは

わかっているんだ


とっくに ばれているんだ




しっかり したい のに

しっかり 出来ていない


恥ずかしさ

情けなさ

悔しさ


言い訳のようにでる

ふてぶてしい態度


言い訳を探している

ふてぶてしい体温


全部 噛み締めながら

アイスモナカを噛る こと が

今の精一杯 の クーリング だ



悔しさは 今 冷まして


明日 に 目を覚まして 。

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