『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

夕焼け

『 日 と 人 暮 ら し 』

. . . 雨 は 止んで 川 の 水 は 澄みきって 風 も 止んで 空 も 澄みきって 澄みきった 水 と 空気 は 土 と 一緒に 暮らしていて お日様も 地平線へ 沈み 人も 住処へ 帰っていく それぞれの 住処 に 暮らし が あるんだ 明日も 明後日も ずっとね . . .

『 真夏の夕涼みに 』

. . . 夏の陽射しは とても 強くて とても眩しくて とても厳しくて 陽射しを避けるように 日陰に隠れていたことも 眩しすぎて見ないように 目を背けていたことも うだる顔 も気だるい仕草 も見ないでほしくて 顔を伏せていたことも 全部お見通しのような 燦…

『一週間を生きていること』

. . . 夕暮れを背に 黄昏ている 時間もないほどに くれない の 色をした夕焼けは あっという間に 沈み 暮れていく 「 紅の夕空さん そんなに急いで暮れないで 」 と、 そんな言葉を言いたくなるほど 瞬く間に。 昔 、神様は7日間でこの世の中を作った と い…

『人が君を嗤っても僕は嗤わない 僕は君の笑顔を願っているんだ』

. . . 笑えない君 笑顔でいられない君 笑顔でいられないのに それでも 懸命に君は務めている 懸命に君は努めている 君は根が絡まってもがいているのに 君はネガティブに押し潰されそうなのに 必死で不安と戦っている そんな君を嗤い者にして馬鹿にする奴はバ…