『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

十枚綴り『 ひ・ぐ・ら・し 』




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不意に遅く目が醒めた ある 夏の一日 。

主語のないまま十枚の写真を手に取り

主語のないまま十枚の言葉を書き取り

主語のない 十枚の手紙を綴りました。

届いたなら きっと うれしく感じます。

読まれたなら もっと うれしく感じます。

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『ぼんやりと 目が醒めた。』

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『ゆっくりと 想い浮かべた。 』

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『のんびりと 歩いた。』

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『じっと 眺めた。 』

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『やっと 見つけた。』

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『そっと 見つめた。 』

また ただ 見とれながら

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『ふらっと また 歩いた。』

ただ 想像しながら


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『しっかりと また 眺めた。 』

ただ 祈りながら


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『はっきりと また 想い浮かべた。 』

ただ 今を 送りながら


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『ぼんやりと うたた寝した。 』

ただ 歌を聴きながら

また 君の歌で 目を 醒ますまで



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主語のないまま

感情と記憶だけ

目を醒まして

夏の一日から送った

十枚の暑中お見舞い。


君が このあと見る 夏も

どうか 美しい夏で ありますように。


君の 美しい夏を お過ごしください 。


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『 わ・た・し 』



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この 世界は 大きな 大きな ひとつの世界です。

たくさん の 輪に関わり

たくさん の 他と交わり

たくさん を 知ることで

わ・た・し が できていると思います。

この記事で伝える『わたし』は 著者をふくめ

『自分』ということです。

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ひと は 一人では生きていけません。

でも

この世界では 色々な考え方や見方を

各人 持っていて

統一されているわけでは決してありません。

多様な考えや見方を知り、協力しながら

この世界は回っています。

世界=社会と言ってもいいですね。

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繋がりというものは 共存 するために

豊かさをもたらしてくれるものであります。

でも

この繋がりというものが 時には

縛りや疲労の原因になることも否めません。

ひとたび 社会にでれば 社会人として

多様な価値観のある輪の中で

社会人としてのモラルを問われています。

正解なんて ひと それぞれなのに…ね。


会社では給与や賞与の査定にさらされたり

SNSでは イイね の数を気にしたり 等々

世間体を気にする機会が 日常には

たくさんあります。


私たちは世代や生まれた環境により

考え方等が違う中で

常に評価を気に止めながら

生活を営んでいるようにも

時々思えてしまいます。


それでも、その中から愛や協力の必要性を

見いだそうと ひと は動いてしまうのかも

しれませんね。


こうした関係の中で生じる

気にする思いは全くの関わりの無い

他人からはたぶん起きないでしょう。


家族や会社 友人 知人 恋人など 簡単に関係を

解消出来ない関係だからこそ生じるのでは

ないでしょうか。
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たくさん の 輪に入り

たくさん の 他を知り

たくさん の 師に学び

「わ・た・し」ができている。

でも、たくさんの「わ・た・し」が存在する

わけではないから 「わ・た・し」は あくまで

独りだけだから。

時々 自分を慰め、自分を労り

「わ・た・し」を 思い出してほしい。

たしかに

ひと は 一人では生きていけない。

この世界は大きなひとつかもしれない。

でも

ひとりひとりの見ている世界は

ひとりひとりが世界の中心であって

それが幾重にも重なって

この世界はできているものだから 。

誰かの子として生まれても

誰かの子というものじゃない。

ひと は 独りの 個 であるということも

忘れては

生けない。


作り笑い や 順調に進めることに必死になり、

なかなか

本心で ひと と関わりづらい世の中だから、

ついつい「わ・た・し」を

忘れてしまいやすい 世の中だから 、

少しでも「わ・た・し」

を思い出せる空間や環境を見つけて

生きたいですね。



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詩集『そら みあげれば』~そらぁ、いろいろ おもうさ。~




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毎日違う空があるから

同じ空の色はしていないから

空を見上げれば

綺麗ごとも 戯言も 絵空事

「そらぁ、いろいろ おもうさ。」

そらだけに(笑)。

そんな空を見て浮かんだ言葉を

集つめてみしました。
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空が あるから

ついつい見上げちゃうんだろうなぁ

これからも

いつまでも

詩集『今日だけ… 今日だけで…いいから』


「もう一度…もう一度だけ…」そんな声を

集めて詩集にしました。

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「 あなたの 声 は 永遠に 鳴りやまない 。 」
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最後の詩はサダルメリクとして詩を作るきっかけを与えてくれた方へのありがとうを込めたお陰様のお手紙です。

その後ろ姿を追い続けてこの日を迎えた

ある詩人の10年目の命日。

サダルメリクとして綴るこの最後の詩を

この詩人に宛てたお手紙とさせていただきす。

2021.6.23 my letter サダルメリク

『し・あ・わ・せ』 でした。



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渡り鳥 は タイムライン 。

青い鳥 は Twitter

この写真詩は Twitter への 感謝の

お手紙です。




愛猫のアイコンと一緒に2012.11/22の


小雪』 の日よりはじめたアカウントです。

それ故『小節』を一年一年刻みながら

書いてきた 小さな 『小説』 みたいな

私の物語 。



この度 諸事情により Twitter アカウントを

2021.6.5 にて 削除することになりました。


昨今では Twitterをはじめ SNSというものが

誹謗中傷や犯罪の道具として使われてしまう

こともある SNS ですが

利用を間違わなければ

例えどんなに遠くても 顔が見えなくても

心の交流が可能だと思います。

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最後のツイートとして書かせて戴いた

アカウントは決して一人で作るもんじゃない。



これは人生の中に置いても同じことが言える

と思います。


「袖すれ合うも何かの縁」

こんな慣用句があるように

画面の向こうには人がいる。

人を人として見ていれば例えSNS上でも

人生の時間を共に共有できると思います。



書くことの歓び 、読んでもらうことの歓び 、

読ませてもらうことの歓び 、学ぶことの歓び、

夢を持つことの歓び、等々

たくさんの可能性を秘めているツールです。

もし、SNS を されている方が

この記事を見てくださっているのなら

その使われているツールを

大事に 使ってくださいね。

見ている画面は 機械 でも

画面の向こうは 人 ですから 、

大切な 機会 を 有効に扱ってくださいね 。


わたし は たくさん の 歓び という宝物を

この Twitter というところで戴きました。

本当に し・あ・わ・せ・ 者 です。

しあわせ を ありがとう ございました。



🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀



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もし、この記事を 以前 Twitter で関わって

戴いた方が見てくださっているのなら

この場を お借り して 改めて

感謝を伝えさせていただきます 。


わたしの孤独で 寂しい心に あたたかい

風を吹き込んで 冷たくなりかけた

わたし の 心 をあたためてくれたのは

あなたです 。

本当に やさしい繋がりを ありがとう

ございました。

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

「すべて は 変わりゆく だが、 恐れるな友よ

なにも 失われていない」

(神林長平

戦闘妖精雪風アンブロークンアロー」より)


アカウント は もう 無いけど

ここでの関わりという記憶は

何ひとつ無くなったりしない 。



いつまでも大切に


わたしの心の中の本棚に保管されます。



愛猫 松風 とともに 夢中で走った約9年 。



さぁ おうち へ 帰ろう ただいま おかえり 。

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詩集『ムスカリ と ヒトリゴト』



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一番好きな花は? と 訊かれたら

わたしは 真っ先に ムスカリ と 答えます。

とても小さくて 藍色の愛らしい 可愛い花 。

その とても美しいブルーカラー

自己主張せず

他の主張の強い花を引き立てる

寄せ植えに使われていることが多く

その歩み寄るような

やさしさを感じさせてくれるムスカリ

わたし は 強く惹かれてしまいます 。



この花は

世界最古の鎮魂花として死者の手向けに

また、失望した家族の明るいみらいに向けて

添えられてきました 。


冬の終わりから初夏にかけて(3月~5月)咲く

ムスカリの花 。 ムスカリ花言葉 には

「失望」「明るい未来」「寛容」

「通じ合う心」

という意味が込められています 。


冬の終わりから春の始まりに咲いた

小さな花 、微かな希望 、僅かな光り

そんな ムスカリをファインダーに収めた

雑多 な わたし の ひとりごと 。



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ほんの僅かな良心だけは 此処に 置いていくよ
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『素朴な土の上で風と共に』




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昔から 人 と 風 と 土 は 共存して

生きてきたんだ と 思います


人は 最初は 土の上に 畑を作り

雨風をしのげる程度の

住居を構えていましたが


土の恩恵から

だんだんと豊かさも

得られるようになってくると

土の上に築き上げてきた

建物は

現代では どんどん

高くなって

今は ただ空を眺めようとしても

高層ビルなど が 目に入り込みます


子どもを遊ばせる 自由な 空き地も

少なくなって

公園は 公共と 安全性を 重視して

制限が多くなってきたように感じます


安全に暮らしていくために

土の権威は どんどん 強くなって


いつの間にか

ルールや規則で縛られた生活を

当たり前のように築いてきたのかも

しれないですね


土の上で暮らす生き物として

土の上 という制限はある程度必要な

ことかもしれない



けど



風 や 空気 そして空も 生き物にとって

なくてはならないものだ ということを

忘れてはなりません


土 を 覆い隠せるような 風 は 存在しません

無色 透明 の 無形なものでも

風 は 常に 土 に 寄り添うように

いつでも どこでも 共に 在り続けています


また

風を ずっと 縛りつけていられる

鎖のような 土 も 存在しません



有形の ありがたさ は 目で見て 確認できるけど

無形の ありがたさ は なかなか確認が難しいと

思います


ここで伝えている 風 は 酸素や空気のことは

もちろん

人の 心 や 感情 や 知恵 や 努力 考えなど

普段から見えづらいものも喩えています




現代社会では規則やルール 損得などから

相手はもちろん 自分の 情動さえも

何気に見えづらくなっては無いでしょうか



人は 土 の上で無いと生きていけないけど

人は 一人 でも 生きていけない 動物 です


豊かさ は 物質 が 多くあることだけとは

限りません


物が沢山あっても一人では扱え切れないはず



誰かと分かち合って はじめて 有用に

なっていく物では ないでしょうか



新しい風が吹いて 土の表面 をかき混ぜることで

土は新しい地力を身につけていきます



動くことが出来ない土にとって

水分だけでは無く栄養となる土質を運ぶのは

風の力です



人もまた同じで 他者から考えや知恵や心を

受けとめて 新しい自分という土に

新しい栄養を取り入れて

自分という土を育んでいく生き物です



風 は ただ 吹く だけ かもしれないけど

毎日 包み混む ように いつでも 吹いています


見えづらいものだけど 確かに いつも



新しい あなた へ 育むように


いつも そば に 吹いていることを

どうか 忘れないで くださいね




だから


誰かと


競争 なんて しなくて いい


共存 する 仲間 なんだから



そう



一緒に

協奏曲を作れたら


いいよね




この 素朴な 土 の上で 風 と共に





人もそんな風に暮らして生けることを


そんな 願い を こめて


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