『 か・げ・ふ・み 』~ 韻を踏んづけちゃったら ぺっしゃんこ。

「陰文」(かげふみ)。 韻を踏んづけちゃったお手紙です。

『 愛 拶 』

. . . 宇宙はずっと夜空が続いているんだよね 。 金 や 銀 の 色をした星々がたくさんあって 瑠璃 の 色をした宇宙空間でこの 地球 は 他の星からどんな風に 映っているのかな 星空を見ていると キラキラ光っている星のどこかに 誰か が 住んでいるかもしれ…

『 桜、散る 』

. . . 目まぐるしく新年度が過ぎるように桜が開花している期間はとても短い 花の命は短し 恋せよ 乙女 とはよく 言ったものだね 若い頃は桜の美しさに ただ はしゃいだけどだんだん年を重ね時の過ぎ行く速さに自分だけがついて行けてない気持ちが走り散って…

『 春 よ 孤悲 』

. . . 逢いたくて話がしたくて春を確かめに そこに あなた が いてくれる そんな 不安と期待が交差する 並木通り 桜並木の花のように私は顔を桃色に染め 今か 今かと胸高鳴らせ落ちた花びらを拾いその花びらの感触を確かめて待つ 嗚呼 この花びらの感触だね …